初心者必見！カルトナージュで使用する厚紙（カルトン）の特徴について

 

カルトナージュを作るにあたって欠かせないカルトン（厚紙）ですが、カルトンの厚みが

１㎜　２㎜　２．５㎜　３㎜など様々あります。

カルトンの色もグレー台紙　白厚紙とあり、購入する時迷ってしまいます。

グレー台紙と白厚紙によって仕上がりの強度や、生地を貼った時の仕上がりに違いについてなど、

色々分からない事があったりしますよね。

今回はカルトンについて詳しく書いていきたいと思います。

 

カルトナージュに使うカルトン。グレー台紙と白厚紙の違いについて

カルトナージュの材料を販売しているサイトなどでカルトンを検索すると、

同じ厚みでグレー台紙と白厚紙が出てきます。

厚みが一緒だけどどちらを購入しようか迷ってしまいますよね。

グレー台紙と白厚紙の違いについて書いていきます。

 

•グレー台紙と白厚紙の強度の違いについて

グレー台紙と白厚紙の強度ですが、強度については変わりありません。

なのでどちらを使用しても問題はないです。

 

•生地を貼った時の違いについて

グレー台紙と白厚紙では薄い生地の場合貼った時の色身が変わってしまう場合があるのです。

グレー台紙に生地を貼ると少しくすんだ感じに仕上がります。個人的にはくすんだ感じが好みなのでグレー台紙を使う事が多いのですが、

生地のそのままの色で仕上げたい場合は白厚紙を使用するほうがお勧めですよ。

生地がある程度の厚みがあればどちらでもきにならないで使用出来ます。

 

 

 

カルトナージュ、カルトンの厚みよって作る作品が変わります

 

様々な厚みがあるカルトンですが、どのような作品に適している気になりますよね。

カルトンの厚みの種類別に紹介していきます。

 

カルトン３㎜

３㎜のカルトンは厚みがあるので強度が高いです。なので大きな作品に適しています。

しっかりとした仕上がりになりますし、重厚感もでるのでお勧めですよ。

カルトンのカットが厚みがある分少しカットは大変かもしれません。

３㎜のカルトンで作った作品です。横約４０㎝のマガジンラックになります。

大きな作品なので作るのは少し大変ですが仕上がった時の達成感があります！

 

カルトン２．５㎜　２㎜

一番良く使うカルトンは２㎜　２．５㎜を使います。

小物～中サイズに箱や手帳カバーやフォトフレームなど平面の作品にも適しています。

 

カルトン１㎜

１㎜のカルトンは箱などには強度が弱いので適していません。

使い方としてはカルトンがしなりやすい為１㎜を２枚重ねて円の箱に使ったりします。

エンボスなど凹凸をつける時１㎜のカルトンで重ねて模様をつける方法にも適しています。

薄いのでカーブのカットなどやりやすいです。

１㎜のカルトンを使用した作品です。

半円の部分が１㎜のカルトンを使用しています。

 

カルトンの方向に気を付けてカルトンをカットしよう

 

カルトナージュ作る時、カルトンの切る方向など気を付けていますか？

カルトンの紙を無駄なく使いたいのであまり紙の向きなど考えずに使いたくなってしまいますよね。

 

紙は、パルプなどの原料と水を混ぜ合わせ、製造機の中を流れて作られます。この時、紙が流れていく方向に向かって繊維が揃うため、紙には繊維の流れている向き（紙の目）が生じます。

https://www.shinkohsha.co.jp/blog/kamime/#:~:text=%E7%B8%A6%E7%9B%AE%EF%BC%88T%E7%9B%AE%EF%BC%89%E3%81%A8,%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

参考サイト：株式会社新晃社

 

同様にカルトンにも方向があります。

カルトンを少し曲げてみるとカーブしやすい方向としにくい方向があります。

カーブさせて作品を作りたい時はカーブしやすい方向に合わせてカットし、

逆にカーブしてほしくない時はカーブしにくい方向にカットします。

作品を作る時カットする方向を考えてカットしないと、

作品が仕上がった時少し歪みやすかったりするのでカルトンをカットする時は方向を気を付けたほうがいいかもしれません。

 

 

 

まとめ

いかがでしょうか。今回はカルトン（厚紙）について書いてみました。簡単にまとめていきますね。

 

•グレー台紙と白厚紙は薄い生地の場合生地を貼った時の生地の色身が少し変わります。

強度などは同じになります。

 

•カルトンの厚みよって作る作品が変わってくるのでその時の作品に合わせて変えてみてくださいね。

 

•カルトンには方向があるのでカットの仕方など気を付けて作品作りをすると失敗などしずらく作品が仕上がります。

 

ぜひ参考にしてみてくださいね